一昨年に開催された『黙示展』において
時代を超えたホンモノを渇望する観客の深層に
いまだ色褪せぬ記憶の像を焼き付けました。
新型ウイルスが猛威を振るった数ヶ月を経て
新作を世に問うべく再び集結した展覧会です。
昭和の児を標榜し、流行とは無縁の三名の画家、
この特異な環境下において何が湧き上がったのか。
静で挑む堀正明、柔でかわす芥川麟太郎、
霊性と獣性を両手に立ち向かう藤山ハン。
異個性が都会の密室で激突し融合するとき、
未知なるエネルギーが誕生することでしょう。
皆様のご来観をお待ち申し上げます。
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