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田島和子展
「風のこえ・地のこえ・・」

KAZUKO TAJIMA Exhibition
 

2025年3月25日(火)〜2025年3月30日(日)

12:00〜19:00(日曜日17:00 まで)

 

作家紹介

栃木県生まれ
1973年 東京女子美術大学 洋画科 卒業
1973年〜75年 イタリア、フランス、ドイツの美術館でルネッサンス美術、古典技法を学ぶ
1975年〜76年 インド、ネパール、バングラデシュ、エジプト、ロンドンを旅行
1997年〜2000年 パキスタン滞在


<個展>
1985年 文芸春秋画廊(東京)
1988年 日辰ギャラリー(東京)〜2001年まで隔年開催
1992年 韓国出版会館(ソウル)アジア文化交流センター招待
1998年 パキスタン国立美術館(イスラマバード)
1999年 コーペラアートギャラリー(ラホール)
2000年 ロータスギャラリー(イスラマバード)
2000年 ノマドアートギャラリー(イスラマバード)
2003年 第6回アフリカ文学祭(南アフリカ,ダーバン)招待個展
2005年 「イノチノユクエ」(目黒美術館区民ギャラリー) 
2012年 「−LANDSCAPES 生成の風景−」(中和ギャラリー)
2014年 「イノチノユクエ・・・」(中和ギャラリー)
2016年 「fragments…生のかけら」(中和ギャラリー)
2018年 「fragments 記憶の海をただよいながら心にかかるさまざまを...」(中和ギャラリー)
2021年 キオクノ先へ(中和ギャラリー/銀座)

 
<グループ展>
1987年〜96年 JAALA展
1998年〜 C.A.F.(埼玉県立美術館)
2005年〜18年 「日韓五世代の対話」展(丸木美術館) 
2006年 パリのコンパレゾン(パリ,グラン・パレ)
2008年 7CONTEMPORARY ARTISTS OF JAPAN (北アリゾナ大学ギャラリー)
2013年 CAF.N in せんだい(せんだいメディアテーク)
2021年 池田龍雄追悼展(ストライプスペース)
2022年 京都平和展(みやこメッセ)
2022年 九条美術展(上野、都美術館)
2023年 CAF・N(埼玉県近代美術館)
2024年 DCCA展(韓国)
2024年 NO-WAR横浜展(神奈川県民ホール)

<ワークショップ>
ビーコン大学(パキスタン)、
ベツレヘム芸術センター(パレスチナ)などで紙漉ワークショップ 
南京師範大学(中国)、梨花女子大学(韓国)で
学生や子供の創作活動ワークショップ

<出版等>
1999年 詩画集「アッパラ市場の壁にそって歩いていたら」
1985年 詩集「風のまなざし」収録
1993年 絵本挿絵「まじょまじょおばけもいっぱい」(大日本図書)
1998年 詩集「楽しい稲妻」収録(土曜美術社)
1998年 挿絵「ゆめには いっぱい」(架空社)  
他に「大亀ガウデイの海」「びっくり星の伝説」など

<作家コメント>
昨年の夏を過ごしたアイルランドの、
ゴールウェイ、ケリー地方の自然の雄大さが印象深く、
何十年ぶりで風景画を描いてみることにしました。
海も山も荒々しく雄大です。
何より国の計画として、自然が守られているという事です。
自然を切り売りしてお金に変えて行くうちに、温暖化、気候変動が
激しさを増して自らに苦難が帰ってくる状況の今日、
自然との関わり様をあらためて考えさせられました。

概要

国内外で活躍するベテラン田島和子による
4年ぶり待望の個展開催です。

本展ではアイルランドを旅した際の風景画と
地球に棲息する人類を独自の視点で表現した平面作品の
2面構成となっています。

美しい自然への深い畏敬の念と
対照的に汚染し破壊する人類へ対する
温かくも厳しいメッセージが心に届きます。

案内状作品「アイルランド風景 1」 油彩 31.8×41cm(F6)

展示作品「NO-WAR」 アクリル絵具 74×50cm×2(2枚組)

展示作品「ホモサピエンス」 コラージュ 148×78cm

会場風景