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今井右子展
Yuko IMAI Exhibition
 
2014年3月10日(月)〜 3月15日(土)
A.M.11:00−P.M.7:00(最終日4:00 まで)
 

作家紹介

早稲田大学第一文学部卒
2003年 油絵(静物画)を平井正宏氏に師事
2012年 抽象画を始める


<平井正宏氏からのコメント>

彼女はいつも丸をかいている。
言って見れば、単純な形である。
彼女の眼差しは、その単純な形の円の向こう側に注がれ、
目に見えない何ものかを捜し求めている様に思われる。

大学で私が持っている社会人向け公開講座の生徒さんだった。
8、9年も真剣に通ってこられた。
静物画としてはハイレベルな作品をものにしていた。

ある日から急に、抽象画を描き始めた。
そうなるに至った 気持ちの経緯を、
いつか本人に聞いてみたいと思う。

それから、毎週1〜2枚の作品を携えて教室にやってくる。
多作である。よく考えられてもいる。
楽しげに、キャンバスに向かう姿は、将来を感じさせてくれる。 

嘉悦大学公開講座講師 平井 正宏

概要

明るい色彩・伸びやかな画風
今井右子のデビュー個展です

もっとも優しいかたち 丸

いちばん調和している形 円

そして究極のカタチ 球

ひとは悠久の時間をかけて
まあるい玉のようになってゆくそうです

作品の前に立っていると
吸い込まれていくような感覚になるのは
魂が反応しているからでしょうか

案内状作品 「ゆめ」 S25 Oil on canvas

展示作品 「あだなるもの」 F25

展示作品 「金色」 F25

会場風景